あだ名はゆっけ

多少くだらないことでも残しておきたい想いを綴るブログ

優しい人

チャットで知り合った。

 

似た境遇の人で、職業も似ている。

 

チャットで暫く話したあと、ラインに切り替えた。

 

返事のペースは遅い。

親近感が湧いているわたしは、少しだけ返信を速くしてしまう。

 

土曜日に、「暇な日がありますか?」と連絡がきたので、確実に休みの翌日、日曜日を伝えた。

 

こっちに引っ越してきたばかりで、右も左もわからないので、お店はお任せした。

 

当日の今日。

 

4時に◯◯前で待ち合わせた。

 

4時を少し過ぎて、「どの辺にいますか?」と連絡がきて、「◯◯の近くの宝くじのところです」と返信をした。

 

すぐに電話がかかってきて、目の前に現れた。

 

待っている時に、その人をチラッと見て目が合ってたような…?

 

すぐに近くのおしゃれなカフェに連れて行ってもらい、彼はアイスコーヒー、わたしはマンゴージュースを頼んだ。

 

マンゴージュースをチョイスしたのは間違いだった。こってり系を飲むと喉に悪いのはわかっていたのに…

 

仕事のこと、休日の過ごし方、地元のこと、色々と話したし、色々と聞いた。彼はとても興味を持ってくれていて、羨ましいと言ってくれた。わたしが行ったことない場所を話すと、「じゃあ次は◯◯に行きませんか?」と言ってくれた。

 

話をしている最中、会話が途切れた後の微妙な間、彼はわたしのことを見つめた。そのような行為に免疫がないので少々戸惑った。なんなら強がってしまった。。。

 

1時間くらいして、お店を出た。

 

歩いていける範囲内でおしゃれスポット、お買い物できそうな場所を散策した。

 

古着が好きとか、わたしの着ていた服のテイストを見て判断してくれて、わたしが気に入りそうな場所をチョイスしてくれた。

 

人混みで、わたしが彼の後ろを歩くことが多かったので、何度も後ろを振り返ってわたしがちゃんと付いてこれているか確認してくれた。こーゆーのに慣れている人は、はぐれないよう手を繋いだりしたんだろうな。。。

 

美味しそうなスイーツを思わず見入ってしまって、食べたい?食べる?食べたいでしょ?と、言ってくれたけど、時間も時間だし、夜ご飯をどうするかわからなかったから、遠慮した。

 

散策中、帰りの電車を検索してくれたので、あ、夜ご飯はないのか、と思った。

 

「お茶しませんか?」という言葉に忠実だった。

 

駅前まで案内してくれて7時前にお別れした。

 

とてもとても、優しい人だった。